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すみれ節分ラブ

  • 2010年02月03日(水) 18:18:47
  • 子育て
アホみたいな顔してヘラヘラしながら、
「鬼は外~、福は内~。」
とか言っちゃってる、救いようの無いほど平凡な一般大衆の皆さん、

こんにちは。

節分といえばやっぱりこの男、河西です。


今日は朝から豆まきをしました。
多摩蘭坂の上から下に向かって、力いっぱい豆をまいてみました。

「鬼は外!福は内!」
と絶叫しながら、目玉をひんむいて、道行く人に力の限り投げつけていたところ、警察官がやって来ました。

僕は警察官に目玉をひんむいて説明しました。
「節分だから豆まきをしていた。」
と。
しかし彼は、
「豆まきをするのはいいが、通行人にぶつけるの良くない。」
という、まったくもって意味不明な主張をしてきました。

さすが国家権力の犬です。
融通が利きません。

2時間ほど話し合った挙句、僕は堪忍袋の緒が切れてしまい、
「鬼は外、鬼は外って・・・お前らに鬼の気持ちがわかってたまるか!」
と絶叫し、国分寺方面に逃げました。

国分寺駅前では、たくさんの人たちが豆まきをエンジョイしていました。
僕は目玉をひんむいて、よだれをダラダラ垂れ流しながら、
「鬼は外鬼は外って、お前ら呑気に言ってるけどな。本当の鬼は、どこの誰なのかな。」
と、まったく無内容なことを、さも意味深な調子でつぶやきました。

ほとんどの人が僕を無視する中、一人の若い女が、僕に近づいてきました。

僕と同年代の、キュートでキッチュな女の子。

例えるならば、木村カエラと宮崎あおいを足して2で割って0をかけて、さらに平山あやを足して2で割って2倍したような、そんな女の子です。

その子は大きめの黒ぶちメガネを右手で「クイッ」と直し、
「ニコッ」と音が出たんじゃないかと錯覚するぐらい、それはもう、本当に「ニコッ」と笑い、僕に話しかけてきました。


「豆まき、お上手ですね。」








その時。








僕の中で何かがはじけた。

そう。
それはボウリングでストライクをとったときみたいに、停滞していた空気が一気に動き出すような、つまりは、僕の中の鬼と福がハイタッチをしたんだ。






その後何をしゃべったのか覚えていない。

気がつくと僕たちは、井の頭公園でボートに乗っていた。

豆をまきながら。

恵方巻きをかじりながら。

日が沈むまで何時間も、僕たちはボートに乗っていたんだ。



永遠とも思える時間が終わりを告げ、僕たちは中央線に乗った。

彼女の家は日野にあるらしい。

「じゃあ、同じ方向だね。」

と僕が言うと、彼女はまた例の笑顔で、

「うんっ!」

と言った。


そして僕たちは、手をつないで電車に乗った。


僕の最寄り駅は国立か西国分寺なのだけど、日野駅まで行った。

駅を出てバスを待つ間、僕は当然のように、

「今度はいつ会える?」

と聞いた。だけど、彼女の返事は意外なものだった。

「もう・・・会えないの。」



僕はわけがわからなかったけれど、わけがわからないなりに何かを予感したらしく、右の脇から汗が「ツー」と垂れた。そして、ヘラヘラしながら言った。(僕はこういうときは決まってヘラヘラしてしまう。)


「会えないって・・・なんで?」

「あたしね、病気なんだ。」

「病気?」

「うん。病気。マサチューセッツ硬化病っていってね、2万人に一人しかかからない珍しい病気で、治療方法も見つかってないんだって。」

「え・・・じゃあ・・・」

彼女は例の仕草でメガネを「クイッ」と直した。

「あたし・・・死んじゃうんだー。」





時が止まった。

僕は「・・・」と言った。

そして、なぜか、「ヘラッ」と笑った。

彼女は、「ヘヘッ」と、笑った。

そしたら、「ツーッ」と、顔を。



彼女は小さな手で、僕の顔をぬぐった。

彼女は言った。

「私ね、小さなころから夢があるんだー。あのさ、ワークショップ&オーディションって言葉、知ってる?演劇の稽古を体験してもらうイベントでね、出演者のオーディションも兼ねてたりするんだって。私ね、死ぬ前に一度・・・うん・・・本当に、たった一度だけでいいから、好きな人にワークショップ&オーディションを開催してほしいんだ。それが私の・・・こんなちっぽけな人生の・・・ただ一つの夢なんだ。」

気がつくと、僕も彼女も涙でびしょぬれだった。

「うん・・・わかった・・・俺が・・・俺が君のために世界一のワークショップ&オーディションを開催するから!絶対に君の夢をかなえるから!」

すると彼女は、緊張の糸が切れたかのように、「フワリ」とその場に倒れた。

「おい!どうしたんだ!」

「硬化が・・・病気の症状が・・・出てきたみたい・・・」

「しっかりしろ!今医者を・・・」

「あ、かさいくん・・・」

「ん?」

「オーディションで選んだ役者さんは・・・9月の佐藤佐吉演劇祭に・・・出して・・・あげて・・・タイトルは・・・『ストロベリー』が・・・いい・・・な・・・」

「ア・・・アキー!!!」







そんな彼女のためにも、皆さん、ワークショップ&オーディションに来てください。

締め切りは2月10日です。

詳細は国分寺大人倶楽部のホームページにて。(パソコンのみ。)
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コメント


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オラわくわくしてきたぞw 

チチコスの子の乳をちちくりまくったぞw
したら割れ目からすっげぇ気がいっぱい溢れてきたから、
オラの元気玉をトコトンぶっぱなしてやったぞ!!!!

  • こくう
  • URL
  • 2010年02月04日(木)20:39 [編集]
No title 
>こくうさん

そうですか。
  • 多摩地区の秘密兵器河西裕介
  • URL
  • 2010年02月04日(木)22:48 [編集]
あたしの王子様ですか?☆ 
今まで趣味とか仕事に夢中になってて気付いたら一人ぼっちで彼氏いなーい(_´Д`)恋愛からしばらく離れてたから…時々さびしくなっちゃったりするんだよね( p_q)同じくさびしーって人いる?けっこう甘えたりするところがあるから大人の人が好きだよ☆だから、年下はゴメンネ(。-人-。) メアドつけておくから気に入ってくれたらメールしてね!待ってまーす hahahanoha88@docomo.ne.jp
No title 
>はづきさん

僕は年上が好きなので・・・ゴメンネ(。-人-。)
  • 多摩地区の秘密兵器河西裕介
  • URL
  • 2010年02月06日(土)21:41 [編集]

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