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「死にたいと思っていた甘ったれでクソみたいな僕に生きる希望をくれたあの子がなんだか落ち込んでいる時に気の利いた言葉ひとつ言えないなんて何が作家だよやっぱりクソだ死のうという葛藤」あるいは幸福の理念と冷たい雨

  • 2015年03月20日(金) 22:39:12
  • 奮闘記
朝起きたらうどんになっていた。



う~んやたら体がツルツルシコシコするなあと思い、鏡を覗いてみたら、そこにうどんがいたのだ。

「どうしよう、これでは人前に出られない、ああ、恥ずかしい、いっそ消えてなくなりたい」
と思いながらも、急いでいたので、とりあえず洗顔と歯磨きと整髪をした。

どこが顔でどこが歯でどこが髪の毛かわからなかったけど、精一杯、できるだけがんばってみた。



あまり問題は無いように感じた。

なぜなら僕は急いでいたのだ。



どこが足かわからないけれど靴を履き、
三鷹駅に向かい、
中央線に乗り、
中野で東西線に乗り換え、
大手町で降りた。



けっこう、いけるもんだ。
普段と何ら変わりが無かった。

体がツルツルシコシコする以外は。



大手町のイタリアンレストランで、酒を飲む。
友人が海外赴任するということで、その送別会だった。


大学の友人たちと、久しぶりの再会。
友人たちは僕に対してさまざまな反応を見せた。


一人は「どうしたの?大丈夫?痛みは無い?」と心配し、

一人は「手も足も頭もないけど、腰はあるねぇ」と笑い、

一人はまるで地球ができるずっと前からそうだったかのように、僕がうどんであることには触れなかった。



楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間。
僕たちは酒のシメに何か食べることにした。

何を食べようか。
定番はラーメンだけど、ちょっと重いよね。
僕はここ1週間ほど、胃の調子がすこぶる悪い。
たぶんお酒の飲みすぎが原因だと思うのだけれど。



そうだ。



「胃に優しい、うどんにしよう。」



誰も文句を言わなかったから、僕たちは駅近くにあるうどん屋さんに行った。
ダシがきいていて、とても美味しかった。


みんなと別れた後、別の用事で渋谷へ。

ハチ公前で待ち合わせ。



ふと顔をあげると、ハチ公がポメラニアンだった。



僕は驚かなかったよ。

なぜなら、今日僕はうどんなのだし、何より今日は日曜日だから。
きっと、月曜日はチワワ、火曜日はダックスフンド、という風になっているんだろう。



そんなことはどうでもよく、
終電で三鷹に帰り、
手を洗い、
歯を磨き、
パジャマに着替え、
シコシコし、

寝ることにした。



布団に入って、ふと気が付いた。

あの子に顔や名前やおっぱいがなくったって、
きっと、おしゃべりさえできれば、
おしゃべりさえできれば、
僕はまた、あの子に会いたいって思うな。

あの子もそうだといいな。
無理か。
うどんだもんな。



そんなことを考えているうちに眠りに落ちた。

いい一日だった。
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SEKAI NO OSUSHI

  • 2015年03月12日(木) 23:00:00
  • 子育て
みなさん、こんにちは。

僕です。



つい先日、行きつけの回転寿司屋さんが、
百万年に一度のポイント3倍デーだったので、

「終りの来ないような執筆も、今宵は休憩して、寿司でも食べよう」

と思い、知人を誘って寿司屋に行きました。



寿司屋に着くや否や、知人がエンガワを食べると言い出しました。
「やれやれ、しょっぱなからエンガワを攻めるなんて、とんだオテンバさんだぜ。」
と思いつつ、
僕もエンガワが大好きなので、二皿注文しました。

しかし、混んでいたせいか、いつもはキレキレのマスターが間違えてしまったようで、
エンガワは一皿しか来ませんでした。

しかも、なんとそのエンガワは、ヒラメではなくカレイでした!
(一般人には見分けがつかないでしょうが、僕の目はごまかせません。)



僕はマスターに対して激しい憎悪を抱きました。
胸の中に、悪意の火種が生まれました。



でも僕は考え直しました。

マスターにもマスターなりの「正義」があるのだろう。
だって、人にはそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないんだ。
僕の嫌いなカレイにも、カレイなりの理由があると思うんだ。



そう思い直した僕たちは、エンガワを一個ずつシェアしました。
そしてその時、「シェアする」ことの素晴らしさに気が付きました。

気付いたのは僕だけではなかったようです。
従業員もお客さんも、その時店にいた人全員が、
目に涙を浮かべながら、僕に拍手喝采をしてくれました。



そしてその夜、
寿司屋にいた全員は、
友達のように歌い、
友達のように踊りました。



僕はその様子を見て、こうつぶやきました。

「ムーンライト、スタリースカイ、ファイヤーバード。」

それ以外に言葉はありませんでした。



するとマスターが酢飯を炊きながらこう言いました。

「ドラゴンナイト、ドラゴンナイト、ドラゴンナイト。」



僕はその言葉を聞き、涙が止まりませんでした。

「ドラゴンナイトという単語を3回も連続で言うなんて……あんさん、最高や!最高やないかい!」

そう感じました。





もう面倒くさくなってきたし、
オチも思い浮かばないので、このへんで終わります。

とっても楽しかったので、またお寿司食べに行きたいです。
おやすみなさい。

今日のおやすみBGM
ウルフルズ『ええねん』

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